水沢形成外科医院

TEL:0197-47-4700 FAX:0197-47-4701 休診日:木曜・日曜午後・祝日 診療時間:9:00~12:00 14:00~18:00

施術概要

日本人のための美容外科では「メインディッシュ」と言っても過言ではない、まぶた全般の形づくりについて基本となる方法をご説明致します。しわ・たるみの治療については「しわ・たるみ」でご説明致します。また「眼瞼下垂症」の治療は保険適用となります。形成外科の項目「眼瞼下垂症」をご覧ください。

1. 重瞼(埋没法と切開法)【顕微鏡手術】

重瞼線を人工的に作る方法であり、具体的には「埋没法」と「切開法」の二つの方法に大別されます。いずれも上眼瞼挙筋腱膜の眼瞼皮膚への延長を模倣する方法ですが、単に線を一本増やすだけではなく、目元の印象を明るく軽やかにすることが主眼であり、そのデザインには細心の注意を要します。

「埋没法」はナイロン糸などの細い非吸収糸を使用して、重瞼線に合わせて埋没縫合を置く方法で、「切開法」に比べ身体と費用の負担が軽いことが大きな利点です。しかしながら、瞼の厚い方など不向きな場合があることと、後戻りの可能性が「切開法」に比べて高いことが主な欠点となります。後戻りの問題は、逆に捉えるなら「いつでも元に戻せる」という利点にもなります。「埋没法」にも様々な優れた方法が報告されていますが、私は皮膚側から針を通し、瞼板上縁をアンカーとして6点で固定する方法を行っています。埋没縫合部に局所麻酔注射と、眼球の保護に瞼挟器を使用するため点眼麻酔を行います。所要時間は両眼で15分程度、ダウンタイムは3日程度を見て下さい。

「切開法」は求める重瞼線に合わせて長さを調整した切開を入れ、余分な組織(皮膚・眼輪筋・眼窩脂肪)があればトリミングし、瞼板上縁をアンカーとして縫い閉じることにより、術創が治癒する過程で重瞼線が形成されることを目指した方法です。「埋没法」に比べて適応が広いこと、効果がより確実で後戻りが少ないことから、「重瞼術」としては決定的な方法ですが、ダウンタイムが長く費用の負担も大きくなること、修正には再手術が必要となり、場合によっては修正そのものが難しいことが欠点となります。局所麻酔および点眼麻酔での顕微鏡手術となり、手術時間は両眼で1時間程度、ダウンタイムは少なくとも10日は見て戴いた方が無難です。

2. 目頭切開 【顕微鏡手術】

いわゆる「蒙古ヒダ」を解消し、目力をアップさせる効果がありますが、容貌のトータルバランスとしてお勧め出来ない場合も多く、手術にあたっては十分な検討が必要です。私は主にZ形成術を応用しており、重瞼術と併用することも出来ます。気に入らなかった場合は、皮弁をもう一度組み替えることにより、ある程度まで元に戻すことも可能です。局所麻酔での顕微鏡手術となり、手術時間は両眼で30分程度、ダウンタイムは7日程度を見て下さい。

3. 涙袋形成

涙袋は下まぶたの瞼縁に沿った軽い盛り上がりで、視線に柔らかな印象を与えます。もともとは眼輪筋が一部盛り上がって出来るもので、手術によっても作ることが出来ますが、この部分の眼輪筋は「まばたき」や「涙の流れ」にとって重要な役割を果たしています。ですから、あまり余計な操作を加えることはなるべく避け、主に「フィラー」と総称されるヒアルロン酸や脂肪を注入する方法が主流です。

「ヒアルロン酸注入」の場合、当院では国内で唯一認可となっているジュビダーム・ビスタ®(アラガン社)を使用しており、その効果は半年〜1年ほど持続します。所要時間は両眼で15分ほど、ダウンタイムは3日程度を見て下さい。「脂肪注入」は他の手術を併せて行う場合が多いですが、詳細については「しわ・たるみ 5. ボリューム補充」をご覧ください。

4. 眼瞼形成 【顕微鏡手術】

上・下の「まぶた」に対していくつかの眼瞼手術・施術を適切に組み合わせることにより、トータルとして眼の印象を大きく変えるフルコースの治療です。容貌のトータルバランスを考え、事前のさらに綿密な打ち合わせがとても大切になります。手術内容にもよりますが、手術時間は両眼で2~3時間ないしはそれ以上とやや長時間を要することや、リフトアップと同時に行う必要があるケースも多く、麻酔は全身麻酔をお勧めすることが多いです。ダウンタイムは14日を見ておいた方が良いでしょう。

5. まつ毛

長く豊かなまつ毛をお望みの方のために、睫毛貧毛症治療薬として国内初認可となったグラッシュ・ビスタ®(アラガン社)をご提供致します。夜寝る前に一日一回、付属の専用ブラシに片側一滴ずつ上まつ毛の生え際に塗っていきます。効果は徐々に現れ、使用開始から4か月を目途に評価を行います。

ご自宅で手軽に行える方法ですが、眼の手術を受けられた方や妊娠中の方は、状況が落ち着いてからの処方となります。またメラニンが増加することにより、黒目(光彩)の色が濃くなったり、生え際以外の部分に塗布した場合、その部分に色素沈着を起こす可能性がありますので、患者様用パンフレットに沿って使用上の注意事項をご説明のうえ処方させて戴きます。