水沢形成外科医院

TEL:0197-47-4700 FAX:0197-47-4701 休診日:木曜・日曜午後・祝日 診療時間:9:00~12:00 14:00~18:00
当院について

ごあいさつ

水沢形成外科医院を主宰させて戴きます李陽成と申します。医師としての大半の期間を過ごし、形成外科医として育んで戴いた東北の地で、多くの方々のご協力のもとこうして皆様と共に歩めることは、私にとって身に余る大きな喜びです。
東北には誇るべき優れた形成外科診療施設が点在しますが、それでもなお形成外科および美容外科診療が十分に行き届いているとは言い難く、胆江地区では当院が現時点で唯一の専門施設となります。
未曾有の大災害に見舞われ今なお苦難の道のりは続きますが、それぞれに出来ることを持ち寄れば、自ずと未来は開けてくるものと確信いたしております。私が皆様に出来ること、それは皆様の生活に深淵なる形成外科の世界をご紹介すること、腕によりをかけた診療をご提供すること、そのことによって私を育んでくれた多くの方々へのご恩返しにもなれば、これに勝る幸せはありません。

私たちは、いつもあなたのそばに在ります。

水沢形成外科医院長 李 陽成

1968年1月16日 兵庫県神戸市生まれ
長崎大学医学部医学科卒業  東北大学大学院医学系研究科修了  
医学博士  日本形成外科学会専門医  日本美容外科学会(JSAPS)正会員  東北大学形成外科非常勤講師

院内のご紹介

やすらぎを基調としつつも随所に先進機器をちりばめ、
コンパクトで機能性に富みながらも落ち着きのある空間を目指しています。

玄関

お履物は靴箱にお入れ戴き、殺菌済み院内スリッパをご利用下さい。
バリアフリーとなっていますので、車椅子の方はそのままお入り下さい。

受付

玄関を入ってすぐ右手が受付になります。
お気軽に担当スタッフまでお声掛け下さい。

待合

木目と自然光を基調としたやわらかい空間を目指しました。外部からのプライバシー保護に
配慮しつつ採光にも気を配っています。キッズコーナーもご用意いたしております。

プライベート・ルーム

完全予約外来や手術・施術を受けられる方のプライバシー保護のため、
個室待合室を二つご用意いたしました。化粧台やロッカーも備えています。

中庭

ささやかながら中庭をご用意いたしております。灰皿もご用意出来れば良かったのですが、
院内全面禁煙とさせて戴いております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

トイレ

玄関を入って左手奥になります。一番手前が多目的トイレです。車椅子をご利用の方はそのままお入りください。
中にベビーベッドもご用意いたしております。さらに奥に向かって、男子トイレ、女子トイレの順になります。

診察室

手前から順に第1診察室、第2診察室となります。診療録は電子化され、臨床写真撮影や一部レーザー治療もここで行います。ゆったり落ち着いて受診して戴ける空間を心掛けています。

手術室

当院「奥の間」には、コンパクトながらも必要な機能を凝縮した手術室を整備しています。待合とはまた違った
明るさを基調としています。お好きな音楽CDなどをお持ち下されば、術中にBGMとしてお聴き戴けます。

回復室

手術室正面に回復室をご用意いたしております。モニタリング機能や酸素投与機能を整備しており、
必要に応じ術後の回復にご利用戴きます。

当院の設備

時代に即した高度な診療が可能となるよう、最新鋭の各種医療機器を導入しています。
手術室には全身麻酔ケアステーションを整備し、美容診療での日帰り全身麻酔手術にも対応しています。

手術用顕微鏡(カール・ツァイス社 OPMI Vario 700)

拡大視野のもと、安定した姿勢での精細な手術操作が可能であり、形成外科医にとっては最も頼りとなる武器の一つです。応用範囲は多岐にわたりますが、当院では主に目元の手術や、内シャント造設での血管吻合などに利用しています。

手術用内視鏡(ストライカー社 1288フルHD内視鏡システム)

より身体に負担の少ない、より傷あとの目立ちにくいエレガントな手術をご提供するうえで、鏡視下手術は大きな進歩の一つと言えます。当院での前額・眉・ミッドフェイスリフトや豊胸術は、鏡視下手術がメインとなります。

多機能レーザー治療装置(アルマ・レーザー社 Harmony XL)

「手術によらない」治療をもたらした最大の進歩の一つが、レーザー・エネルギーを利用する治療装置です。Harmony XL の大きな特徴として、豊富なオプションから適切なハンドピースを選択することにより、極めて広範な治療対象をもつことが挙げられます。当院では現在4つのハンドピースを採用しており、(1) 医療AFT脱毛、(2)「しみ」や「赤ら顔」などの色素トラブル治療、(3)カラーにも対応した刺青除去、(4)「しわ」「たるみ」の解消や「にきび痕」をはじめとする傷直しなど、幅広い治療をご提供します。

高周波ラジオ波装置(エルマン社 サージトロン Pellevé S5)

通常の電気メスよりさらに高周波域のエネルギーを利用することで、組織のダメージがより少ない精細な手術操作が可能となります。さらに専用ハンドピースを装着することにより、その浸透性の高い温熱効果を利用したお肌の引き締めに効果を発揮します。

全身麻酔ケアステーション(GEヘルスケア社 エスパイア・タイプ200)

術中の安全を担うモニタリング装置一体型の全身麻酔ケアステーションです。モニタリング機能は呼吸・循環系統に加え脳波も監視することにより、適切な麻酔環境をご提供します。当院での全身麻酔は、麻酔科専門医が総合的な術中管理を行います。

単純X線撮影装置(東芝メディカルシステムズ社 IPF-21)

単純X線撮影は長い歴史を持ち、最も馴染みの深い検査の一つであることでしょう。当院では骨格・軟部組織に対する一般的スクリーニングや、全身麻酔に先立っての胸部スクリーニングなどに利用しています。

超音波診断装置(GEヘルスケア社 Venue40 Musculoskeletal)

局所のより精密な観察には超音波診断装置が重宝します。X線被曝を伴わず、リアルタイムでの観察が可能であることが大きな利点です。近年では内臓や心血管系の診断だけではなく、筋・骨格系の外傷や皮下・軟部腫瘍の超音波診断まで、その応用範囲は大きく広がっています。当院では顔や手足の外傷・腫瘍の診断や各種循環動態検査のほか、美容診療では顔や乳房の構造観察など、幅広い場面で活躍します。

ダーモスコープ(デルマ医療社 Derma9500S-GR)

「ほくろ」を初めとする皮膚腫瘍の治療にあたっては、良性か悪性かの鑑別が非常に重要となり、特に悪性黒色腫の可能性を常に念頭におきながら診療に当たる必要があります。確定診断のためには病理診断を行う必要がありますが、ダーモスコープは拡大観察と鮮明な画像撮影を可能とし、診断精度の向上に大きく貢献します。また美容診療では肌理の観察などに大変重宝します。

皮膚カウンセリング・ソフトウェア(カンフィールド社 Mirror Software)

デジタルカメラで撮影した臨床写真のデータを元に、お肌のメラニン含量を計測して肉眼では分かりにくかった色素トラブルの視覚化や、さまざまな計測ポイントを比較して手術治療計画の参考にするなど、コンサルティング外来でのご説明や治療計画書の画像提示にとても重宝します。

その他

・心電計とスパイログラムは、主に全身麻酔での治療を受けられる方の術前全身評価に使用します。
・遠心分離機は、RPR療法(自己多血小板血漿療法)や脂肪注入術(コールマン法)の際に、
 自己多血小板血漿あるいはマイクロファットグラフトの精製に使用します。
・院内にはAEDその他の蘇生用機器および薬剤を常備しており、不測の緊急事態に対応出来る体制を
 とっています。